制汗スプレー・制汗シートはぶつぶつのもと

制汗スプレー・制汗シートはぶつぶつのもと

制汗スプレー・制汗シートはぶつぶつのもと

汗をかいたらぬれタオルで拭く

 

夏になると店頭に並ぶ制汗スプレー、制汗シートも、抗菌グッズの一種です。ニオイのもととなる菌を抗菌剤で死滅させ、香料でよい香りをつけるアイテムです。

 

しかしどのような抗菌剤も、特定の菌だけを殺すことはできません。

 

制汗剤を使うと、常在菌のバランスが乱れ、皮脂謨がつくられなくなり、肌はうるおいを失います。ニオイの原因菌もかえって繁殖しやすくなります。

 

医薬品の抗生物質ですら、過剰な使用で常在菌に影響を与え、耐性菌を生む原因となっています。

 

汗やニオイが気になるときは、ぬれタオルでふくようにしましょう。

 

 

汗に強い肌質と汗に弱い肌質がある

 

体から出る汗も、じつは刺激性物質のひとつ。

 

肌は通常、弱酸性に保たれていますが、汗はアルカリ性のため、肌の刺激となるのです。とくに出はじめの汗は濃度が濃く、刺激が強いことがわかっています。

 

肌の強い人は、汗をかいても肌の調子が崩れません。しかし肌の弱い人、傷んでいる人は、肌がかゆくなったり、ピリピリと痛みます。

 

汗に弱い人は、ぬれタオルを使って、汗をこまめにふきましよう。汗と一緒に付着した刺激物質、汚れもキレイにとれます。乾いたタオルだと、汗のミネラル分をふきとることができないので、注意してください。

 

 

汗に弱い人はポイントメイクも控える

 

ファンデーションを塗っていたり、ポイントメイクをしていると、汗をサッとふきとることができません。

 

メイクに含まれる刺激物質が、肌をよけいに刺激することもあります。

 

夏になると、顔や首すじが汗でかぶれるタイプの人は、極力すっぴんで過ごしてください。メイクをして過ごす場合に比べ、かゆみや痛みが起こりにくくなります。

 

汗の季節に気をつけたい4つの接触

拭き取りシートを使わない

 

市販の制汗シート、お手ふきには、多量の抗菌剤が含まれています。

 

常在菌のバランスが崩れ、かえってにおいやすい体になることもあります。顔にも体にも使わないようにしましょう。

 

 

手を拭くタオルで顔やデコルテを拭かない

 

外出先ではペーパータオルを使えないことも多いので、つい手を拭いたタオルで首やデコルテ、顔などを拭いてしまうかもしれません。

 

しかし、手をふいたタオルには刺激性物質がつきやすいのです。顔をふくタオルとは分け、肌に刺激を与えないようにしましょう。

 

 

バッグに入れたタオルで汗を拭かない

 

バッグには抗菌加工がされているものが多くあります。

 

ハンドタオルやハンカチを直接入れると、抗菌剤がついてしまうので、なるべくビニール袋などに入れて持ち歩くと安心してつかえます。

 

 

ティッシュで汗を拭かない

 

ティッシュは製造時にさまざまな薬品が使われているのですが、使用成分が確認できないものがほとんどなのです。

 

肌の赤み、毛穴の開きの原因となることがあるので、顔の汗や皮脂をふかないようにしましょう。

 

香りのスプレーも使わない

 

香水や芳香剤で鼻がまひしていませんか?

 

非接触生活をはじめたばかりの人に、「香りが何もなくてさみしい」といわれることがあります。

 

シャンプーやボディシャンプーをはじめ、香りのあるものに囲まれて暮らしていたためでしょう。

 

室内のいやなニオイを消し、よい香りをつけるスプレー類もそのひとつです。

 

この10年ほどで急速に普及しましたが、本来なら必要のないものです。衣類や夕オルへの使用はもちろん、ソファや寝具への使用も、肌への刺激となります。

 

香り製品を使い続けていると、香りに対する感覚がまひしてきます。「スメルーハラスメント」という言葉もあるように、周囲には過剰な香りであることも少なくありません。

 

 

香りがほしいときは「お香」を楽しむ

 

何もつけずに生活していると、ひとつひとつの香りを敏感に感じ取れるようになります。

 

シャンプーにボディクリーム、リネン用スプレー、香水と、多量の香りをまとった女性に近づくと、その過剰さに気がつくはずです。

 

どうしても香リがほしいときは、室内でお香をたくとよいでしょう。肌を痛めることもありませんし、衣類にもほのかな香りをたきこませることができます。欧米から香水文化が入ってくる前の、古きよき日本の香りの作法です。

 

日本には古来から、強い香りをまとう文化はありません。すれ違う瞬間にわずかに感じ取れるくらいの香りのほうが、ずっと魅力的ではないでしょうか。