服選びで胸のぶつぶつを治す

服選びで胸のぶつぶつを治す

クリーニングには柔軟剤が使われている

 

クリーニングに出した衣類の多くは、柔軟加工がほどこされています。

 

柔軟剤の主成分は、カチオン(陽イオン)界面活性剤。繊維の表面に吸着して潤滑油のように作用し、繊維同士の摩擦を抑えるものです。

 

リンスやトリートメントにも使われる成分で、衣類や髪の手ざわりがなめらかになります。分子構造上、細菌を殺す作用もあり、抗菌剤として使われることもあります。

 

肌の上でも、タンパク変性作用だけでなく、殺菌作用を発揮します。そのため細胞が変性し、常在菌のバランスは乱れ、肌を覆う皮脂膜もつくられにくくなってしまいます。

 

月に1〜2回着るおしやれ着なら、肌への影響を最小限に抑えられます。

 

しかしひんぱんに着る服は、家庭で洗える素材のものが理想的。クリーニングにはできるだけ出さず、推奨洗剤で洗うようにしましょう。

 

ドライクリーニングでなければ洗えないようなものは、着る頻度を減らします。着るときは、なるべく肌にふれないように注意。ブラウスやジャケットの下には、綿100%のインナーを着用しましょう。

 

タートルネックなど、顔に接するようなデザインの服は避けたほうが安心です。

 

また、クリーニングから戻ってきた衣類には、刺激性物質がついています。ベッドやソファに置くと、寝具やファブリックを通じて肌を刺激しかねません。推奨洗剤で洗ったタオル、衣類以外は、ベッドなどに置かないことが大切です。

 

男性のワイシャツも同じ。クリーニングに出している人が多いのですが、肌が弱くかゆみを感じているようなら、自宅で洗うようにします。

 

シワを伸ばすためのアイロンスプレーは、極力使わないでください。界面活性剤、シリコーン、抗菌剤などが配合されています。アトピー性皮膚炎で、首すじがかゆくなりやすい人はとくに、使用を避けましょう。

 

ワイシャツをパリッと仕上げるには、洗濯のりが役立ちます。シリコーンや消臭剤が配合された合成のりは避け、米粉やコーンスターチでできた、でんぷん100%のものを選びます。

 

冬のコートやマフラーに注意

 

寒い季節になると顔や肌トラブルが増えできます。

 

秋冬になると問題なのが、クリーニングに出したコート。顔や肌にふれる場合も多く、あごまわりにブツブツができたり、かゆくなる人が少なくありません。

 

季節の変わり目でストレスを感じることも、バリア力の低下の一因ではありますが、まずは肌にふれる衣類を見直してみましょう。

 

とくにファーつきのコート、襟が立ち上がっているハイネックタイプのコートはなるべく避けます。顔につきにくいデザインのものを選び、推奨洗剤で洗ったマフラーを巻いて、コートが素肌につかないようにしてください。

 

ポイントは、ファー付きのコートは避けて、フリースのマフラーを使うことです。さらに、手袋は革製のモノではなく自宅で洗える素材のものがオススメです。

 

ファーつきのコートはクリーニングでなければ洗えず、あごまわりの肌を刺激しやすいのです。自宅で洗えない革製の手袋なとも避けるようにします。自宅で洗えるマフラー、手袋、コートに替えると、全身の肌がキレイになることが多いのです。フリース素材の小物なら、自宅で洗っても縮まないので安心です。

 

綿などでできたコートにも、カジュアルすぎないデザインで、自宅で洗えるものがあります。マフラーは顔にふれるものなので、洗える素材を選び、週1回程度をめやすにこまめに洗濯してください。