胸のぶつぶつを治すには手洗いから

胸のぶつぶつを治すには手洗いから

手についた刺激物質を落とそう

 

日常生活の多くの場面に、胸のぶつぶつを悪化させる原因となる剌激性物質がひそんでいます。

 

手洗いが必要なタイミング

外出先から帰宅したとき

 

オフィス機器や電車のつリ革など、外出先には抗菌加工されたものがいっぱいです。

 

帰宅後の手には、たくさんの刺激性物質がついているのです。

 

クリーニングから帰ってきた服を触るとき

 

クリーニングには、柔軟剤が使われています。柔軟剤は刺激物質です。

 

クリーニング後の服をさわったときは手を洗い、着るときはなるべく素肌にふれないようにしましょう。

 

ショッピングに行ったとき

 

新品の洋服や靴、バッグ、小物には、抗菌加工や柔軟仕上げがほとこされています。

 

ショッピングで服を手にとったり、試着をした後は、早めに手を洗うようにしましょう。

 

素手で食器を洗ったとき

 

食器はゴム手袋をつけて洗うのが理想的ですが、洗い物が少ないときは、つい素手で洗ってしまうこともあります。

 

手に洗剤がついたら、ペーパータオルでていねいに洗うようにしましょう。

 

パソコンなどを触ったとき

 

パソコンのマウスやタッチパッド、タブレットや携帯電話にも、抗菌加工がほとこされています。

 

パソコンを使った手で胸のぶつぶつをさわると、悪化のの原因となります。

 

ペーパータオルで手を洗う

 

帰宅後の手には、抗菌剤などの刺激性物質が付着しています。帰宅したらまず手を洗う習慣をつけましょう。

 

上で説明した通り、外出先や自宅で刺激性物質にふれたときにも、ていねいに手洗いをするようにしましょう。

 

ハンドソープや石けんを使うと、界面活性剤、脂肪酸などが付着するため、水とペーパータオルのみで洗います。ペーパータオルに手をこすりつけ、刺激物質をぬぐいとるイメージで洗いましょう。

 

手洗い後は、新しいペーパータオルで手をふきます。家族と共用の夕オルは、家族が使った石けんの成分がつくので避けてください。

 

ペーパータオルでの手の洗い方

ペーパータオルを一枚とる

 

手を洗う時は、漂白剤や柔軟剤を使用しておらず、水にぬれてもやぷれにくいペーパータオルを使います。

 

おすすめは「エリエールペーパータオル無漂白シングル」です。

 

水を流しっぱなしにして洗う

 

水を流しっぱなしにし、手のひら、手の甲、指先をまんべんなくペーパーでぬぐうように洗います。

 

手についた刺激物質を、ペーパーにこすりつける感覚で洗いましょう。

 

1分ほどかけてていねいに洗うのがコツです。

 

手についた菌・ウイルスは流水で落ちる

 

菌やウイルスは手についても増殖しません。

 

外出先でも、石けんで手を洗う必要はありません。食事の前、トイレの後なども水洗いのみで十分です。

 

かぜのウイルスや、悪性菌がついていても大丈夫。手についた菌、ウイルスは「通過菌」といって、一時的に付着しているだけのものです。粘膜の上でしか増殖することができません。石けんで手を洗わなくても、菌が繁殖して感染症にかかる心配はないのです。

 

手洗い後のアルコール消毒も避けましよう。手の常在菌が死滅し、手肌がガサガサになってしまいます。肌バリアが壊れて、かえって菌に感染しやすくなることもあります。

 

さらに、こんなデータがあります。

 

水道水のみで手を1分間洗うのと、石けんを使って1分間洗うのとでは、除菌率が同等という報告もあるのです。

 

石けんを使うと、かえって雑な洗いかたになってしまうこともあるので、石鹸は使わずにしっかりと手を洗った方がいいのです。

 

手洗いの3つの目的

 

医療機関での手洗いを含め、手を洗う目的と方法は3種類に分類されています。衛生水準の高い手洗いほど、手肌へのダメージは大きいのです。ひいては胸のぶつぶつをも悪化させてしまう恐れがあるのです。

 

社会的手洗い

 

食事の前やトイレの後などにおこなう手洗いです。

 

手についた大きな汚れを落とし、「清潔を心がけている」という態度を示すことに意義があるものです。

 

除菌ではなく、社会生活をスムーズにする意味合いが大きいものです。

 

つまり、トイレのあとはサッと流すだけで大丈夫なのです。

 

衛生学的手洗い

 

菌の除去を目的として、医療機関の病棟、外来でおこなわれる手洗いです。

 

抗菌剤配合の石けんや消毒薬を使って手指を洗い、流水でていねいにすすぎます。

 

お弁当をつくる前の手洗いも、このくらいが理想とされます。

 

手術的手洗い

 

外科医が手術前におこなうもので、術後の感染症を防ぐため、もっとも高い清潔水準が求められるものです。

 

手指にたまたまついている菌だけでなく、常在菌をも殺菌するため、菌の増殖を長時間抑える消毒薬を使って行います。

 

清潔にしすぎると人の体は弱くなる

 

人前で手を洗う時に石けんを使わないのは、ちょっと勇気のいることかもしれません。

 

しかし過度の清潔志向は、人の免疫力を低下させることがあきらかになっています。1989年に発表された「衛生仮説」が、その根拠です。

 

人の免疫細胞は、たくさんの病原体と戦いながら成熟していきます。家族の多い家庭や農場などで、他者の菌、自然の中の菌にふれながら育つと、免疫力が高まります。

 

逆に、清潔すぎる環境で育つと、アレルギー性疾患の発症率が高まります。

 

過度の清潔さは、体にも肌にも有害なのです。日常生活での手洗いに、抗菌剤、消毒薬などはまず必要ありません。

 

神経質になりすぎると、逆に胸のぶつぶつが悪化する恐れもあるのです。